JRA秋華賞(G1)「20年越しの母娘の悲願」ビーチサンバが福永祐一騎手とのコンビでG1制覇を目指す
実は本馬の母親であるフサイチエアデールにも福永騎手は騎乗経験がある。1999年のローズSから4戦騎乗しており、ローズSは2着、秋華賞は5着に終わったものの、エリザベス女王杯(G1)では2着と好走している。
福永騎手にとってみれば、この母系血脈の「勝ち切れなさ」をよく知っていると言える。そして、母親と同じく2着に終わったローズSを終えて「今度こそは」と思うところがあるはずだ。
20年越しの因縁がある秋華賞。本馬で金星を挙げてその因縁を断ち切りたいのではないか。母親が果たせず本馬の悲願となっている秋華賞制覇。両馬に騎乗した福永騎手とのコンビでシルバーコレクターの流れを止められるか。注目したいところである。