「3歳3強」の一角、ディーマジェスティが圧巻の追いを披露! 上がり馬も「真の強豪」の前には成すすべなし?

ディーマジェスティ(競馬つらつらより)

 春、「史上最強」とも言われる3歳世代の一翼を担った強豪が、菊花賞に向けてついに始動する。

 7日、ダービー馬マカヒキ、世代最高の能力を有するサトノダイヤモンドと並び「3歳ディープインパクト産駒BIG3」の1頭である、皐月賞馬ディーマジェスティが、18日のセントライト記念(G2)に向けて1週前追いを行った。

 同馬は先を行く僚馬ショウナンマルシェ(5歳1000万)を、直線で内から馬なりのまま抜き去って余裕しゃくしゃくの1馬身先着(時計は6F80秒2)。「仕上がりすぎているくらい」と蛯名正義騎手も満足げに語った。

 皐月賞では伏兵扱いながら最後の直線でライバルたちを外から飲み込む衝撃の末脚で戴冠。ダービーでは敗れたものの、上位2頭以外は完全に力の差を見せつけての3着と、世代の代表になりうる十分な成績を残した春のディーマジェスティ。そうした中でのこの追切りは、「やはり世代の中心」と思わせるに十分な内容だった。

 ナムラシングンやゼーヴィント、カフジプリンスなど、今年は夏場も3歳世代が競馬を席巻。古馬と混ざっても遜色ないどころかねじ伏せるような強豪が勢ぞろいの状況であり、菊花賞は空前のハイレベルになるとも言われている。

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