【スワンS(G2)展望】武豊でスマートオーディン激変!? モズアスコット、セイウンコウセイ「不調G1馬」で大荒れ確実?
26日(土)に京都競馬場にてスワンS(G2)が開催される。マイルCS(G1)の重要なステップレースとして注目の集まるレースである。
今年はフルゲート18頭に対して特別登録に20頭エントリーしている。G1馬も2頭含まれているが近走の成績が悪く、抜けた馬がいないという印象だ。
その中で人気を集めそうなのがモズアスコット(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)だ。昨年の安田記念馬だが、安田記念の前は3戦連続2着。賞金が足りず、抽選で滑り込んで連闘となった安田記念を制した。
昨年もスワンSから始動して2着と好走するも、本番のマイルCSでは1番人気を大きく裏切る13着と惨敗。以降、海外遠征も含めて前走まで4戦消化しているが、いずれも掲示板すら載れない敗退が続いている。
ただ、1週前追い切りと最終追い切りで良い動きを見せ、1走使った分上積みが見込めるという評価がもっぱらだ。
もう1頭のG1馬がセイウンコウセイ(牡6、美浦・上原博之厩舎)だ。一昨年の高松宮記念馬だが、今年はその高松宮記念(G1)で2着、続くCBC賞(G3)で3着と好走している。直近の2戦は惨敗しているが、G1で2着したのは大きい。
もっとも、この馬の場合スプリント戦のみに良績が集中しており、1400m戦では負けているので、距離面に不安がある。