【スワンS(G2)展望】武豊でスマートオーディン激変!? モズアスコット、セイウンコウセイ「不調G1馬」で大荒れ確実?
そういう意味では重賞1勝馬ながら、近走で好走が続いているグァンチャーレ(牡7、栗東・北出成人厩舎)は注目したい。
重賞は3歳時のシンザン記念(G3)のみだが、今年に入ってから調子を上げており、今年初戦の京都金杯(G3)こそ6着となったが、洛陽S(OP)で勝利、続くマイラーズC(G2)で2着している。安田記念(G1)では13番人気と評価を下げていたが、4着と掲示板を確保してみせた。
7歳馬ながらまだまだ元気で、マイルCSへ向けて好発進する可能性はある。
近走はパッとしないが、武豊騎手に乗り替わることで注目を集めているのが、スマートオーディン(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)だ。
今年は京都金杯からの始動だったが、10着に惨敗。だが、次走の阪急杯(G3)で11番人気を覆し勝利を挙げる。京王杯SC(G2)や安田記念では惨敗したが、武豊騎手とのコンビでは2歳時に重賞を勝っており、手替わりで一変の可能性もある。
その他、京都金杯2着、ダービー卿CT(G3)3着で前走の函館記念(G3)を勝ってここに参戦するマイスタイル(牡5、栗東・昆貢厩舎)や1400mからマイル戦で良績を残してきたダイアトニック(牡4、栗東・安田隆行厩舎)、京都牝馬S(G3)3着、阪神牝馬S(G2)2着、前走のポートアイランドS(OP)3着と堅実な成績を残してきたアマルフィコースト(牝4、栗東・牧田和弥厩舎)なども侮れない。
本番のマイルCSへ向かっての試金石。混戦模様を断ち切るのは誰だ。発走は15:35を予定している。