JRAエリザベス女王杯(G1)M.デムーロ「一度負けたらクビになる時代」。無敗ラヴズオンリーユー万全も、かつての勝負強さなし

 一昨年にはG1・6勝を含む重賞18勝、昨年もG1・4勝を含む重賞15勝。大レースで無類の勝負強さを発揮してきたデムーロ騎手だが、今年の重賞勝ちは、ここまでわすか3勝。リーディング争いでも現在7位と、未だかつてない不振に陥っている。

「正直、今のデムーロ騎手には“崖っぷち”という感が強いですね。この秋も京都大賞典(G2)のグローリーヴェイズ(6着)、富士S(G3)のアドマイヤマーズ(9着)と、得意の重賞で1番人気を立て続けに裏切っていますし、かつてに比べれば関係者の評判はガタ落ち……。

デビュー戦から、ずっと主戦を務めていたアドマイヤマーズでさえ、今回の敗戦で『次は聞いていないけど、一度負けたらクビになってしまう時代だから……』(『デムーロ世界一になる』(netkeiba.com)より)と話しているほど追い詰められている印象です」(同)

 5月のオークス以来、約半年間で重賞26連敗(JRAのみ)に陥っているデムーロ騎手。最愛のパートナー・ラヴズオンリーユーの復帰戦で負の連鎖に終止符を打つことができるか。「これぞ、デムーロ!」と唸らせてくれるような勝負強さに期待だ。

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