JRAマイルCS(G1)美浦でルメール×レイエンダが絶好調!? 現場ネタ情報から推せる馬発見?
17日(日)に開催予定のマイルCS(G1)。下半期のマイル王決定戦の前に、美浦関係者たちから出走馬の耳寄りな情報が届けられた。レース前にご一読することをオススメする。
まずはC.ルメール騎手を背に挑戦するレイエンダ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)。
2走前の新潟記念(G3)は1番人気ながら、直線での伸びを欠いて10着と惨敗を喫した。だが、前走の富士S(G3)では出遅れたにもかかわらず、最後の直線で大外に出されると上がり最速33秒0の末脚で2着。ヴィクトリアマイル(G1)を制したノームコアに0秒1差まで迫っている。
「前走について、スタッフも『リズム良く運べ、最後の直線も勝ち馬と同等の脚を繰り出した。勝ち馬ともさほど差を感じない』と内容を評価していました。
最終追い切りでは、美浦のWコースで5F68秒9、ラスト12秒7を馬なりで記録。タイムは平凡ですが、これは輸送を考慮してのこと。動きは悪くありませんでしたし、引き続き状態は好調とみてもいいでしょう」(美浦関係者A)
初G1挑戦はどのような結末を迎えるか。
前走まさかの大敗を喫したプリモシーン(牝4歳、美浦・木村哲也厩舎)は巻き返しを誓う。
春のヴィクトリアマイルでの2着などが評価され、前走の府中牝馬(G2)では堂々の一番人気に支持されていた。だが、スタートで出遅れ、最後の直線でも思ったほど伸びず、15着とまさかの殿負けを喫している。
「前走の前にノーザンファーム天栄から大幅な体重増で帰厩。これは馬体を大きくというプランがあり、それに沿ったもので想定通りだったのですが……。それにしても、あの馬体で1800mは厳しかったようです。
この中間は天栄に戻さずに厩舎で仕上げ。ハミを替えたり試行錯誤しつつ、中身の濃い調教を消化していました。間違いなく状態は前回よりは上です。あとは『一線級相手にどこまで食い下がれるか』とスタッフは話していました」(美浦関係者B)
鞍上は去年ステルヴィオでここを制したW.ビュイック騎手。2年連続勝利もあるか!?