JRA藤田菜七子「1番人気15着大敗」で99勝足踏み。「100勝達成」坂井瑠星&横山武史らライバル尻目に痛恨……
「若手の中でも人気のある騎手たちにリーチがかかっていたので、今日は記録ラッシュになるかと思っていたんですが、藤田菜七子騎手は残念ながら未勝利……。
マスコミでも3人の内、最も大きく取り上げられていただけに本人にとっても残念でしょう。明日のラインナップを考えれば、今日の内に決めておきたかったでしょうね」(競馬記者)
この日、中京で9鞍に騎乗した藤田菜七子騎手。有力馬も数多くいたため、メディアでは余計に記録達成に向けた報道がされていた。しかし、結果は2着1回3着2回と今一歩……。
特に1番人気で15着に大敗した3Rと、2着でクビ差の接戦だった7Rは、菜七子騎手にとって痛恨の敗戦となった。
「藤田菜七子騎手は明日も中京で騎乗しますが、騎乗馬のラインナップを見ても、今日に比べて厳しい戦いになりそうです。最もチャンスがありそうなのは、8Rのナルハヤでしょうか。ここ4戦3着3回→2着と来ているので、今度こそ決めたいですね。
実は明日でローカルの中京は最終週。日程的にはあと2週残っていますが、2場開催となる来週以降は、一流騎手が合流する状況になります。なんとか今年中に100勝を決めてほしいですし、明日が勝負になりそうですね」(同)
来週以降は阪神・中山の2場開催となるが、藤田菜七子騎手が所属する関東の中山でG1が開催される。それだけに、C.ルメール騎手や川田将雅騎手らを始め、短期免許の外国人騎手など強豪騎手との戦いになることが濃厚だ。
今年もキャリアハイを更新し、念願となっていた重賞制覇も達成した藤田菜七子騎手。2019年に節目の記録を達成できるか。来週以降の事情も踏まえれば、明日“ナルハヤ”で勝っておきたいところだ。