JRA有馬記念(G1)「相性抜群」武豊&菊花賞馬! ワールドプレミア騎乗で注目の牝馬2頭を出し抜くか
22日(日)に年末の大一番、有馬記念(G1)が開催される。
今年は登録の段階で海外G1勝ち馬も含めてG1馬が12頭もそろったことで、近年稀に見る豪華メンバーとなった。
アーモンドアイとリスグラシューの「最強牝馬」対決に話題が集まっているようだが、そんな中で注目したいのがワールドプレミア(牡3、栗東・友道康夫厩舎)だ。
言わずと知れた今年の菊花賞馬。この時の武豊騎手の好騎乗も話題になったが、そもそも菊花賞までの戦績も堅実そのものと言える。現在6戦3勝2着1回3着2回と馬券圏内を一度も外していないのだ。
ローテーションも勝ち星も違うが、2016年に勝ったサトノダイヤモンドは、ワールドプレミアと同じように菊花賞まで馬券圏内を外すことなく、有馬記念を勝利している。2012年の菊花賞馬、ゴールドシップも日本ダービー(G1)こそ5着と掲示板を確保するにとどまったが、それ以外は菊花賞まで連対率100%で有馬記念に臨み、優勝している。
上記2頭もそうだが、その年の菊花賞馬は有馬記念に強いというデータもある。過去10年で3勝3着1回と好成績を残している。もう少し広げて「菊花賞出走組」とすると4勝2着1回3着1回となる。
どちらもワールドプレミアにとっては有力なデータと言えよう。
1週前追い切りも順調。武騎手を背に栗東CWコースで6F 80.6-11.9秒を計測、3頭併せで1頭併入、1頭半馬身先着。「少し重いくらいだけど、この追い切りで良くなると思う。1週前としてはいい感じだった」と武騎手もコメントを残している。
その武騎手だが、有馬記念とは相性がいい。