JRA有馬記念(G1)「相性抜群」武豊&菊花賞馬! ワールドプレミア騎乗で注目の牝馬2頭を出し抜くか
これまで28回騎乗して、3勝2着8回3着1回と馬券圏内率43%と高率を誇る。長距離戦だけに騎手の力量が物を言うわけだが、ワールドプレミアを菊花賞馬に導いたのと同様に、長距離戦で馬を上手く操ってゴールへ導くのは武騎手のもっとも得意とするところ。
この有馬記念でも「菊花賞馬ワールドプレミアで、そこに参戦できることを誇りに思っています」とコメントしているだけに、期待するところは大きいのだろう。
また、武騎手自身も調子を上げてきている最中だ。先週は1勝2着5回、先々週も勝ち星こそなかったが2着4回3着2回と手堅い騎乗をしている。G1でもチャンピオンズCで不調だったインティを3着にもってきたほか、先週の朝日杯FSもタイセイビジョンを2着させるなど、好調さが目立つ。
有馬記念と相性のいい、その年の菊花賞馬。そして調子を上げてきており、かつ長距離戦の名手で有馬記念にも実績のある武騎手のコンビ。注目を集める牝馬2頭に割って入って勝利する可能性は十分あり得る。