JRA有馬記念「超ラッキー枠」判明!? アーモンドアイ大本命揺るがずも、「〇枠〇番」が激熱の万馬券演出?
22日に中山競馬場で行われる今年の有馬記念(G1)は、例年以上の超豪華メンバーが集い、見応え十分のレースになりそうだ。
だが、過去20年のデータは、やはり1番人気が濃厚なアーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)の「1強」を示している。
まず、近年の有馬記念は「固いレース」と認識した方がよさそうだ。
ドリームジャンボのように年末くらい「夢」を買いたいところだが、実際には過去20年で1番人気が半数以上となる11勝。単勝の最高配当も1700円、平均配当580円と決して、超大穴馬が勝つレースではないのかもしれない。
さらに単勝1倍台は勝率57.1%、3着以内率に至っては85.7%と、非常に高い数字を誇っている。無論、それだけの強豪なのだから、この結果も頷けるというもの。
だが、近年の有馬記念の厄介なところは単勝2倍台になると63.6%と、さらに勝率が上がる点だ。
大手競馬ポータルサイト『netkeiba.com』の事前予想で、単勝1.8倍に予想されているアーモンドアイ。1倍台、2倍台どちらに転んでも、堅軸であることに変わりはないようだ。
ただ、これが単勝3倍から4.9倍になると、途端に勝率が12.5%までダウンすることは、頭に入れておいてもいいかもしれない。3着以内率43.8%は決して悪い数ではないので、相手候補ということだろう。
アーモンドアイでいえば、やはり「スタート」が非常に重要になりそうだ。
というのも、過去20年の有馬記念の勝ち馬の半数は先行馬。キタサンブラックやダイワスカーレットのクラスになると逃げ切り勝ちもあり、逃げ馬自体の3着以内率が27.3%と、前に行く馬がかなり有利な結果になっている。