JRA有馬記念(G1)武豊「神判断」でワールドプレミア末脚爆発! サートゥルナーリア復活「3歳馬」躍進の中、惜しまれる「アノ馬」の不在
22日、中山競馬場で行われた有馬記念(G1)は2番人気のリスグラシューが圧勝。大本命のアーモンドアイは直線半ばで失速し、9着に敗れた。
そんな中「世代交代」を示したのが、2着サートゥルナーリアと3着ワールドプレミアの3歳勢だ。
16頭立てで行われたレース。最後の直線でアーモンドアイが失速し、リスグラシューが後続を突き放し、圧倒的な走りを見せる中、最後まで抵抗したのが皐月賞馬のサートゥルナーリアだった。
「ここまで7戦5勝。敗れたのはレース前に我を失ってしまった2戦だけと、サートゥルナーリアの『課題』は明らかでした。
6着に敗れた前走の天皇賞・秋(G1)でもパドックまでは順調だったんですが、本馬場に出て返し馬を行った辺りからエキサイト。
ゲートに入る頃には相当イレ込んでいました。
しかし、今日は返し馬から早めにスタンドから距離を取り、輪乗りにも1頭だけ加わらず。陣営、そして鞍上のC.スミヨン騎手が細心の注意を払っているようでしたね。
スタート直前のゲート入りが、最後から2頭目になったこともサートゥルナーリアにとって大きかったと思います。
リスグラシューには完敗でしたが、あれがこの馬の本来の走り。リスグラシューはこれで引退ですし、来年は競馬界を背負っていく1頭になりそうです」(競馬記者)
一方、最後の最後に猛烈な勢いで突っ込んできたのが、菊花賞馬のワールドプレミアだ。