【川崎記念(G1)展望】川田チュウワウィザードVS「4歳No.2」デルマルーヴル! 新旧王者が2020年G1開幕戦に集結!

デルマルーヴル JBISサーチより

 明け4歳と充実期を迎えているデルマルーヴル(牡4歳、美浦・戸田博文厩舎)は世代トップクラスの実力馬だ。

 世代No.1のクリソベリルが6戦無敗なのに対して、すでに12戦のキャリアを誇るデルマルーヴルは、一流馬とは思えないタフさが最大の武器だ。

 特に昨年は2月のヒヤシンスS(OP)から始動すると、UAEダービー(G2)挑戦へ海外遠征を敢行。その後も、ジャパンダートダービー(G1)とレパードS(G3)で2着と、世代トップクラスの実力を示している。

 秋を迎えても果敢に古馬に挑んだデルマルーヴル。12月の名古屋グランプリ(G2)で、約1年ぶりの勝利を上げて勢いに乗っている。G1の舞台では2着が2度。古馬になって、初のビッグタイトルを手にできるか。O.マーフィー騎手の手腕に期待が集まる。

 他にも昨年の覇者ミツバ、2017年の勝ち馬オールブラッシュは最近こそ奮わないが、この舞台で見直したい実力馬。堅実なアナザートゥルースも立ち回り1つでチャンスがある。ヒカリオーソやミューチャリーといった南関東勢も、JRA勢に通用するだけのポテンシャルは秘めているはずだ。

チュウワウィザード中心ながら、波乱含みの一戦。今年もG1戦線は熱い戦いで幕を開けそうだ。川崎記念は29日(水)の16時10分に発走を迎える。

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