毎日王冠(G2)出走のルージュバック、絶好舞台で「完全復活」は? 前走エプソムC「究極の末脚」を再び引き出せるか
毎日王冠で好走すれば、今後行われる天皇賞・秋やエリザベス女王杯などローテーションにも広がりが出るところ。同レースでは1993年のシンコウラブリイ以来牝馬の勝利はないが、エプソムCも94年のワコーチカコ以来の牝馬Vだったことを考えれば、復活したルージュバックならジンクスを打ち破る可能性もあるだろう。ライバルのリアルスティールやアンビシャスもここ最近はムラのあるレースを見せることもあり、チャンスは少なくない。そもそもエプソムCで見せた上がり3F32.8という究極の末脚を再び出せれば、相手にかかわらず脅威となるのは必然である。
怪物牝馬・完全復活へ。ルージュバックの走りが、秋のG1戦線に波風を立てるところを期待したい。