JRA北村友一騎手に続き「騎乗停止」M.ミシェル騎手……気になるのは「罰金」の話!?

 1日、阪急杯(G3)で北村友一騎手騎乗のダイアトニックが、最後の直線コースで内側に斜行したことを理由に、同騎手は競馬開催6日間の騎乗停止となった。今年2度目の騎乗停止にファンは落胆したのではないだろうか。

 さらに3日、北村友騎手に続いて、今度は南関東で短期免許騎乗中のM.ミシェル騎手の騎乗停止が神奈川県川崎競馬組合から発表された。6日、7日の2日間の騎乗停止で、6日の川崎開催最終日は騎乗できなくなる。

 今週は川崎競馬場で騎乗しており、2日に2勝、3日に1勝を挙げ、好調をアピールしていた。そんな最中の「美人すぎる騎手」騎乗停止はショッキングな知らせだ。

 1月の来日後、温泉を訪れたり、相撲観戦したり日本の文化に積極的に触れており、「親日家」を公言しているミシェル騎手。美人すぎる容姿に加え、日本好きの好感度でファンを獲得し続けている。

 また先月28日にサウジアラビアで行われた国際騎手招待競走STCインターナショナルジョッキーズチャレンジにフランス代表として騎乗。日本代表として出場予定だった藤田菜七子騎手がケガで出られなかったため、その思いも背負い、母国「フランス」と「日の丸」のネイルでレースに臨んだエピソードがある。

 そのSTCインターナショナルジョッキーズチャレンジでは3位タイの健闘を見せる。しかし、今回騎乗停止の原因となったのは、サウジアラビアで騎乗した際の「ムチの使用に関する違反行為」が原因だ。3位の「勲章」と思わぬ“お土産”を持ち帰ることになった。

 サウジアラビアでムチの使用に関する違反行為といえば、先日サウジC・2着のミッドナイトビズーに騎乗したM.スミス騎手も処分を受けたばかりだ。同騎手はムチの過剰使用で、8日間の騎乗停止と獲得賞金の60%にあたる21万ドル(約2310万円)の罰金が科せられた。超高額罰金に世界中がザワついたばかりだ。

 衝撃の罰金発覚後、ミシェル騎手も同じサウジアラビアで起こしたムチに関する処分だけに、罰金も気になるところである。

「スミス騎手はサウジCの騎乗内容による制裁のため、賞金に準じて高額罰金だった。ミシェル騎手はそこまで高額にならないだろう。STCインターナショナルジョッキーズチャレンジは優勝騎手の賞金でも『3万ドル』だ。その4レースのうちの1レースでの制裁のため、比較にならないはず。

 また騎乗停止日数もスミス騎手の『8』に対して、ミシェル騎手は『2』と差がある。ちなみにJRAでのムチに関する過怠金は1万円が相場だ」(競馬記者)

 お金の話になると気になるのが人の性。果たして、ミシェル騎手はおいくら支払うことになったのだろうか。

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