JRA藤田菜七子&M.ミシェル騎手は「何故」成功したのか。「私、すごく頑固なんです」2人に共通する「秘訣」とは
「私、すごく頑固なんです――」
そう自己分析したのは『netkeiba.com』で好評連載中の『NONFICTION FILE』に登場した、フランスの女性騎手ミカエル・ミシェルだ。
新型コロナウイルスの影響で競馬が無観客となる以前、日本の競馬界は「ミシェル・フィーバー」に包まれていた。1月にNAR(地方競馬全国協会)の短期免許を取得して以来、全国の競馬場にミシェル騎手が乗りに来るというだけでファンが殺到。
連日、中央競馬よりも地方競馬が注目を集める異例の“社会現象”を巻き起こした。
詳細はぜひ『NONFICTION FILE』を読んでいただきたいが、若干24歳にして遠く離れた異国の地で“スタージョッキー”となったミシェル騎手。しかし、彼女が騎手になるまでの道のりは決して平坦ではなかったという。
「私が乗馬を始めたことも、家族にとっては受け入れ難い選択だったと思います」
今でこそ「馬臭いって嫌がられます(笑)」と笑顔で話せるミシェル騎手だが、競馬とまったく関係のなかった家族の理解を得るには、やはり苦労があったようだ。