武豊だけじゃない! 桜花賞と好相性の調教師・騎手に注目! 池添謙一騎手の衝撃データは必見!
今週の桜花賞は、武豊騎手の現役最多6勝がかかったレースであるが、武豊以外にも桜花賞勝利実績のある騎手や、相性のいい騎手は多い。ここでは武豊のライバルとなるであろう、桜花賞と相性のいい注目の騎手、そして桜花賞勝利実績のある調教師をまとめてみた。
中でも池添謙一騎手と福永祐一騎手の相性の良さは必見。その成績をじっくりチェックしていただきたい。
■騎手
クリストフ・ルメール
桜花賞成績 [2.0.2.1]
2018年アーモンドアイ、2019年グランアレグリアで2連勝中。2017年にソウルスターリング、2015年コンテッサトゥーレで3着。今年はサンクテュエールで参戦。2016年は単勝1.5倍のメジャーエンブレムで挑むも、まさかの4着敗退。しかし他の4戦はすべて馬券圏内とさすが。
川田将雅
桜花賞成績 [1.0.1.8]
2014年ハープスターで勝利。2018年にリリーノーブルで3着。今年はリアアメリアで参戦するが、通算10回の騎乗で連対率10%は少々寂しい。昨年は1番人気ダノンファンタジーで4着に敗退している。
ミルコ・デムーロ
桜花賞成績 [1.1.1.8]
2016年にジュエラーで勝利。2013年レッドオーヴァルで2着。2005年10番人気デアリングハートで3着。今年はクラヴァシュドールで参戦。ルメールの倍以上の騎乗回数を誇るが、成績は一歩劣る印象。
福永祐一
桜花賞成績 [2.0.4.13]
1999年にプリモディーネ、2005年にラインクラフトで勝利。2016年アットザシーサイド、2013年14番人気プリンセスジャック、2010年11番人気エーシンリターンズ、2009年ジェルミナルで3着。今年はミヤマザクラで参戦。通算19回の騎乗で複勝率31.6%は立派。しかも2桁人気馬が2頭もいて配当妙味も十分。今年も侮れない。
池添謙一
桜花賞成績 [2.4.0.8]
2002年に13番人気アローキャリー、2017年に8番人気レーヌミノルで勝利。2016年シンハライト、2015年は7番人気クルミナル、2011年ホエールキャプチャ、2003年13番人気シーイズトウショウで2着。今年はヤマカツマーメイドで参戦。通算14回の騎乗で連対率42.8%は驚異的。13番人気、8番人気、7番人気、13番人気と人気薄も好走させている。2017年のレーヌミノルは前走がフィリーズレビュー2着で、今年のヤマカツマーメイドと被る。要注意だ。
岩田康誠
桜花賞成績 [2.0.2.11]
2012年にジェンティルドンナ、2015年にレッツゴードンキで勝利。2014年ヌーヴォレコルト、2011年トレンドハンターで3着。今年はエーポスで参戦。2010年以降に桜花賞を2勝している騎手はルメールと岩田だけ。ここ数年でもっとも桜花賞実績がある日本人騎手でもある。
■調教師
藤沢和雄
桜花賞成績 [2.0.2.6]
2004年ダンスインザムード、2019年グランアレグリアで2勝。2017年にソウルスターリング、2002年シャイニンルビーで3着。今年はサンクテュエールで参戦。さすが関東の名伯楽。過去10回の出走で2勝、複勝率も40%と外せない存在だ。
国枝栄
桜花賞成績 [2.0.0.5]
2010年アパパネ、2018年アーモンドアイで2勝。ともにオークス・秋華賞も勝利して牝馬三冠達成という凄さ。今年はマジックキャッスルで参戦。同馬の母ソーマジックは桜花賞3着と血統的相性もある。
手塚貴久
桜花賞成績 [1.0.1.6]
2013年アユサンで勝利。2012年アイムユアーズで3着。今年はチューリップ賞を勝ったマルターズディオサ、アネモネステークスを勝ったインターミッションの2頭出し。ただ鞍上はともに関東の田辺騎手と石川騎手。1986年以降、関東の騎手が桜花賞を勝ったのは、2010年アパパネの蛯名騎手のみ。鞍上に関しては相性が悪すぎる。
西浦勝一
桜花賞成績 [1.0.0.2]
2001年テイエムオーシャンで勝利。今年はウーマンズハートで参戦。デビューから2連勝で新潟2歳ステークスの重賞制覇、ともに上がり32秒台の脚を使う衝撃のレースだった。新潟2歳ステークスの勝ち馬には2014年の優勝馬ハープスター、2001年の3着馬ダイワルージュ、2008年2着のエフティマイアがいて侮れない。
以上、桜花賞と相性のいい騎手と調教師をまとめてみた。この成績からいえることは、ルメールと藤沢和厩舎の信用度は高く、そしてどんなに人気薄でも池添と福永はおさえておけ、ということだ。