【アンタレスS(G3)展望】二刀流クリンチャーに、上がり馬ベストタッチダウンが挑む!ダート新勢力に要注目!!
昨年のこのレースを制したアナザートゥルース(セ6歳、美浦・高木登厩舎)は、今回は別定58キロを背負う点をどう考えるのかがポイントとなりそうだ。これまで57.5キロでの出走はあったが、58キロという斤量は初めてとなる。
前走の船橋・ダイオライト記念(G2)はC.ルメール騎手との初コンビで勝利したが、今回は昨年のこのレース優勝時と同じ大野拓弥騎手が手綱を取る。乗り替わりだが、背中をよく知る鞍上に手綱が戻った、という意味では不安は少ないと言えそうだ。
ダイオライト記念2着のウェスタールンド(セ8歳、栗東・佐々木晶三厩舎)の斤量は56キロのまま。アナザートゥルースとは2キロの斤量差がある。2018年のチャンピオンズC(G1)で2着に入っているが、その時手綱を取った藤岡佑介騎手と久しぶりにコンビを組む点に注目したい。
新勢力か? それともダート戦線の実績馬か? 今年のアンタレスSにおける大きな見どころとなりそうだ。