ドゥラメンテ産駒がデビュー戦圧勝! モーリス、リオンディーズらとの「新種牡馬争い」を一歩リード!?
新種牡馬として注目を集めているドゥラメンテ。その産駒であるトーセンウォーリア(浦和・小久保智厩舎)が、南関東競馬で今年初めて開催された新馬戦(浦和競馬、第1R・ダ800m)に登場。1番人気に応える形で圧勝した。
トーセンウォーリアは父ドゥラメンテ、母はダートをメインに走りJRAで5勝をあげているアンズチャン、母父はフレンチデピュティという血統を持つ。馬主はジャパンヘルスサミットになっているが、これはトーセンの冠名でおなじみの島川隆哉氏が代表を務める会社だ。
出走したドリームチャレンジ2歳でトーセンウォーリアは、単勝1.1倍の圧倒的1番人気に支持された。ゲートに入ることを少し嫌がったものの、スタートするやいなや猛然とダッシュ。先頭に立つとそのまま後続を引き離し、圧勝。2着に5馬身差をつけるセンセーショナルなデビューを飾った。
「能力試験では一番時計で走っていたので期待されていましたが、それ以上の走りを見せてくれたと思います。ドゥラメンテはターフでしか走っていませんが、産駒は母馬次第ではダートの適性も持つのかもしれません。ドゥラメンテ産駒は、今年の2歳戦線を引っ張ってくれる存在となるでしょうね」(競馬誌ライター)
今年はドゥラメンテ以外でも、最強マイラー・モーリス、デビューからわずか29日目で朝日杯FS(G1)を勝ったリオンディーズ、G1・2勝をあげたラブリーデイなど、新種牡馬たちの初年度産駒がデビューを控えている。
いずれ劣らぬ成績を残した名馬たちだが、この中で種牡馬としても結果を残すのはどの馬になるのだろうか。今年の2歳戦線も熱くなりそうだ。