JRA NHKマイルカップ(G1)レシステンシアは「前走に比べると……」!? 「現地関係者(秘)情報」で若きマイル王決定戦を読み解く!
ここからは美浦所属の馬の情報。まずはD.レーン騎手が騎乗するルフトシュトローム(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)。
3連勝でニュージーランドT(G2)を制覇。前走では4角で膨らみすぎて他馬と接触するも、それを物ともせずに脚を伸ばし、見事に勝利を掴んでみせた。
「直前の追い切りでレーン騎手に跨ってもらい、感触を確かめてもらっていました。『まだ若いけどポテンシャルを感じる』とその素質を評価していましたよ。
スタッフは『これまで以上に攻めの姿勢で稽古を行った。状態は前走以上かも』と期待を込めています。これまで中山競馬場のマイルで3戦3勝ですが、『不器用なところがあるので、広い東京競馬場は向いている』と、コース替わりも苦にならないと話してくれました」(美浦関係者A)
レーン騎手でG1制覇を成し遂げる?
シャインガーネット(牝3歳、美浦・栗田徹厩舎)は虎視眈々と勝利を狙う。
今年の始動戦であるフェアリーS(G3)こそ4着に終わったものの、続くファルコンS(G3)で重賞初制覇。最後の直線で外から力強く抜け出し、先行勢を交わして勝利をあげている。
「ここを目標に、約1カ月前から乗り込んできたようです。スタッフは『最終追い切りは坂路でサラッとやった程度だったけど、バネを使えていて非常に良かった』と仕上がりには満足気でした。
重馬場の中で行われた前走を勝つなど、道悪を苦にしないタイプらしく、管理する栗田師は『日曜日は雨予報も出ている。少しでも荒れてほしい』と明かしていました」(美浦関係者B)
雨中決戦ならば勝機はあるか?
NHKマイルカップは10日(日)15時40分に発送予定だ。今年も若駒たちが熱いレースを繰り広げてくれそうだ。