JRA オークス(G1)“打倒・デアリングタクト”が合言葉! 栗東関係者が明かす「“裏”情報」がためになる!?
24日(日)に開催されるオークス(G1)。今回は、“打倒・デアリングタクト”を合言葉にしている栗東所属の関係者たちから編集部に届けられたシークレット情報の一部を公開。「無敗の2冠牝馬」誕生を阻止する馬は……!?
キャリア2戦ながら、ここに来て評価が急上昇しているデゼル(栗東・友道康夫厩舎)。
D.レーン騎手を背に前走のスイートピーS(L)を制覇。勝ち時計1分47秒1は、今年の東京競馬場の芝1800m戦で最速。また後方からこちらも今季最速となる上がり3F32秒5の脚を繰り出すなど、見る者の度肝を抜いた。
「骨折でデビューは遅れましたが、スタッフは入厩当初から、『すごい馬かも。うちの秘密兵器だ』と言っていたほどの逸材。レーン騎手もあまりの勝ちっぷりに心酔し、ホウオウピースフルをキャンセルしてまでこちらに乗ることにしたようです。
折り合いに不安がないので、距離延長も問題ないはず。あえて不安をあげるならば、中2週という出走間隔の狭さと再度の長距離輸送でしょうか。陣営も『この時期の牝馬はデリケート。元々は秋くらいに心身のバランスが整うと踏んでいた』と明かしています。あのレーン騎手が選んだということもあり、注目され過ぎの感もありますが、やってくれるはず」(栗東関係者A)
引き当てたのは1枠1番の絶好枠。史上最速3戦目での戴冠なるか。
まだ見限るには早いのが、リアアメリア(栗東・中内田充正厩舎)。
圧巻のデビュー戦を飾り、アルテミスS(G3)も快勝。だが、1番人気に支持された阪神ジュベナイルF(G1)で6着に終わると、直行した桜花賞(G1)も10着と惨敗。それでも陣営は上を目指すことを諦めていないという。
「スタッフは『前走は結果こそ悪かったものの、イレ込むこともなく、ある程度の位置で折り合いがついていた。トビが綺麗なので馬場が合わなかっただけ』とあっけらかん。度外視していましたよ。
母馬のリアアントニアはスピードタイプなので、距離延長に対応できるかは微妙なところ。ですが、『ポテンシャルの高さは疑いようがない。良馬場ならばチャンスはある』と強気でしたね」(栗東関係者B)
巻き返せるか。