JRA オークス(G1)“打倒・デアリングタクト”が合言葉! 栗東関係者が明かす「“裏”情報」がためになる!?
ウーマンズハート(栗東・西浦勝一厩舎)も2歳時には世代トップの存在だと評価されていた。
2連勝で新潟2歳S(G3)を勝利。圧巻の内容から“G1馬の器”と評されていたが、阪神ジュベナイルF(G1)を4着で終えると、チューリップ賞(G2)も6着。さらに桜花賞でも16着と、かつての評価を裏切る結果に終わっている。
「成長の跡が見られないですね。今は走りのバランスも崩れているように思います。坂があると伸びが完全に鈍りますし、戦績から見ても平坦向きなのではないでしょうか。
母馬はレディオブパーシャですが、短距離をメインにしていたこともあり、距離が伸びるのもプラスとは言えません。ここでの変わり身も難しいでしょうね」(栗東関係者C)
活躍する舞台や時期が違うのかも!?
見事に抽選を突破したフィオリキアリ(栗東・清水久詞厩舎)には運が向いている。
アブレイズ、チェーンオブラブに続いてノースヒルズの生産馬が3頭も出ることになった。前走の桜花賞は7着に終わったが、今回はひとつでも上の着順を狙う。
「スタッフは『根性のある馬。実が入ってくればさらに面白い存在になると思う』と明かしてくれました。
ただ現状では『まだまだ粗削りでゲートにも不安を残している』とのことなので、過信は禁物。広い東京競馬場は合うと思うのですが、後方から競馬をするタイプですし、『今の東京はある程度前にいないと勝負にならないから……』と言葉数は少なめでしたね。また、2走前は輸送で大きく体を減らしましたことも気になります」(栗東関係者D)
本領を発揮するのは秋以降か。
本命視されているデアリングタクトが勝利し、「無敗の牝馬2冠」を達成するのか。またライバルがそれにストップをかけるのか。注目のオークスは24日(日)15時40分発走予定だ。