JRA「不安」デアリングタクトは当日次第で「消し」!? オークス(G1)は馬場次第で「特大穴馬」が浮上! 激アツ強力現場情報をもとに「超」高額配当を狙う!
24日、東京競馬場でオークス(G1)が開催される。63年ぶりの無敗の二冠馬を目指すデアリングタクト、スイートピーS(L)を強烈な勝ち方をしたデゼルが人気の中心となりそうだ。今回、「強力現場ネタ」からオークスをハナビ杉崎が攻略する。
まず「◎」はクラヴァシュドール(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)だ。
昨年のサウジアラビアRC(G3)では、サリオスと0秒2差の2着。上がり3ハロンのタイム33秒1はサリオスと同じく最速だった。牡馬のトップクラスと対等に渡り合った東京コース替わりは、クラヴァシュドールにとって間違いなくプラス材料だ。
「桜花賞(G1)は4着に敗れましたが、並の牝馬ならあの極悪馬場で進路が狭くなったらやめてしまうものです。そこから盛り返したのは精神力の強さがあったからこそ。桜花賞の疲れも少なく、馬体も回復して順調に来ています。コース経験もあるので、これといった欠点が見当たらないですね。絶好枠も引けたし、まず崩れることはないでしょう」(厩舎関係者)
鞍上のM.デムーロ騎手は昨年のオークスをラヴズオンリーユーで制しており、2連覇がかかる。また今年は大阪杯(G1)、NHKマイルC(G1)を制しており、かつての勝負強さを取り戻した印象。コンビ3戦目のデムーロ騎手が、無敗馬に待ったをかけられるだろうか。
つぎに「〇」はアブレイズ(牝3歳、栗東・池江泰寿厩舎)だ。
デアリングタクト、デゼルと同じくこちらも無敗馬だ。キャリア2戦でまだ底を見せていないだけに、不気味な存在だ。同じくキャリア2戦のデゼルが中2週のローテーションに対して、アブレイズはフラワーC(G3)から2か月の間隔を空けての参戦。こちらの方が万全の態勢と見る。
「すでに長距離輸送を経験済みで、余裕を持ったローテーションで仕上がりも万全のようです。前走はよどみなく流れたレースで、2番手から押し切った内容は評価できますね。相手も決して弱くありませんでしたし。注文がつくタイプではなさそうなので、内枠からロスなく立ち回れば、東京の高速馬場だとチャンスがありそうです」(競馬記者)
アブレイズの父は新種牡馬のキズナ。同じく新種牡馬のエピファネイア、リアルインパクトはそれぞれ桜花賞、NHKマイルC(G1)を産駒が優勝したばかり。次はキズナ産駒の番かもしれない。