JRA【目黒記念(G2)展望】ダービーデーを締めくくる1戦! 伝統のハンデ重賞が特別な1日を最後まで盛りあげる!!
31日(日)は競馬の祭典・日本ダービー(G1)。そのダービーの余韻が覚めやらぬ中で行われるのが、伝統のハンデ戦・目黒記念(G2)だ。ダービーデーの最終レースというだけあって、今年も楽しみなメンバーが集結した。
ステイフーリッシュ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)が重賞2勝目を狙う。
G1の舞台では結果を残せていないが、今年のアメリカジョッキーCC(G2)ではブラストワンピースに食らいついて2着、京都記念(G2)もクロノジェネシス、カレンブーケドールらとしのぎを削って3着と、G2では馬券圏内に入る好走を見せている。
今回は2018年の日本ダービー以来となる東京競馬場でのレースとなるが、ここでも上位が期待される存在なのは間違いない。鞍上は矢作厩舎の秘蔵っ子・坂井瑠星騎手が務める。
オセアグレイト(牡4歳、美浦・菊川正達厩舎)は重賞初制覇を狙う。
昨年は野中悠太騎手とコンビを結成。条件戦を勝ち上がり、今年はダイヤモンドS(G3)で3着と結果を出した。だが、前走のメトロポリタンS(L)では1番人気に支持されるも、展開が向かずに5着。人気を裏切る結果に終わっていた。
今回は野中騎手からC.ルメール騎手にスイッチ。JRA屈指の名手を背に好走し、ここを飛躍のきっかけにすることができるか。
M.デムーロ騎手とのタッグで挑戦するタイセイトレイル(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)。
昨夏にOP入りを果たすと、札幌日経OP(L)3着、丹頂S(OP)3着、アルゼンチン共和国杯(G2)2着と中長距離で馬券圏内の好走。強力なメンバーが揃ったジャパンC(G1)こそ15着と大敗を喫したが、今年も日経新春杯(G2)4着、ダイヤモンドS(G3)5着。阪神大賞典(G2)は6着に終わったものの、前走のメトロポリタンSで勝ち馬から0秒1差の3着と調子をあげつつある。
同条件である昨年のアルゼンチン共和杯でも2着に好走していることから、今回も上位人気は必至。乾坤一擲の走りで一撃を狙う。