JRAアグネスワールドに続けるか!? 千直初勝利は単勝98.1倍だった異端児! アノ馬にもはや日本は狭過ぎる? 短距離の申し子に新たな可能性
「ここまで千直競馬に特化している馬は非常に珍しいですね。距離も1000m戦以外は好走もなく、1F延びただけでも大きく崩れています。ここまで好走条件が狭いと異端児といえるでしょう。
ただ、残念なことに現在の日本の競馬では千直のG1はありません。今年の目標もおそらくアイビスサマーダッシュの連覇となりそうですが、これだけで終わらせてしまうのは非常に勿体ない気がします。
そこで陣営に期待したいのは海外競馬への遠征です。日本と違って海外では直線のG1の選択肢があります。500キロを超す恵まれた馬体で力もありますし、斤量を背負っても問題はないでしょう」(競馬記者)
過去には国内のG1を勝てなかったアグネスワールドが、直線競馬の海外G1を勝利した事例もある。同馬が出走したジュライC(G1)やアベイ・ド・ロンシャン賞(G1)、キングズスタンドS(G1)などの選択肢がありそうだ。
残念ながら「コロナ禍」にある現在の情勢での海外遠征はリスクが大きいが、ライオンボスはまだ5歳と若く、チャンスはまだまだ残されているだろう。
同馬の大きな可能性を考慮すると、コロナが収束した際にはぜひとも海外遠征も候補にいれてもらいたいところだ。