JRA 好調・横山典弘騎手に「玉砕」指令!? 安田記念(G1)ノームコア池谷誠一オーナーから粋なエール
7日、東京競馬場で行われる安田記念(G1)に、前走ぶっち切りの圧勝でG1・7勝目となったアーモンドアイが参戦してくる。昨年のこのレースでアーモンドアイを倒したインディチャンプや、香港マイル(G1)を含むG1・3勝のアドマイヤマーズなど、G1馬10頭をはじめ、マイル巧者17頭の激突が繰り広げられる。
そこにはノームコア(牝5歳、美浦・萩原清厩舎)も出走してくる。
昨年ヴィクトリアマイル(G1)でレコードタイムの初G1制覇を果たした。今年は同レース3着だったが、出遅れたことも影響し、それが無ければ2着はあったかもしれない。だが、重馬場の高松宮記念(G1)の15着大敗から立て直されてきたことを考えれば、上々の結果と言えよう。
ノームコアは中2週であるが状態は維持されており、東京・芝1600mの重賞成績が【2.0.1.0】なら、あとひと押しあれば、牡馬相手のG1でも上位に食い込むことが可能であろう。そこは鞍上の腕に託したいところだ。
今回も騎乗する横山典弘騎手には、そんな可能性を期待してしまうほど5月に入ってから好調で、特に重賞レースで存在感を見せつけている。
先日の目黒記念(G2)1着は記憶に新しいが、他にも天皇賞・春(G1)3着、ヴィクトリアマイル3着、オークス(G1)2着と馬券圏内に突っ込んできているのだ。
「最近、重賞で1番人気に乗ることが少なくなってきた横山典騎手ですが、目黒記念を勝ったキングオブコージは1番人気の馬でした。このレースで最後に1番人気が勝ったのは8年前で、過去10年振り返ってみても1頭しか勝っていません。そんなジンクスを打ち負かしたのですから、今の横山典騎手の好調ぶりは本物ですね」(競馬記者)
そんな中、ネットでも一部のファンの間でも、ノームコアについて「横山典騎手だし期待しちゃう」、「典さん、気になる」といった反応が出始めている。
また、ノームコアを所有する池谷誠一オーナーは「典ちゃん(横山典騎手)の気持ちも入っていそうなので、気持ち良く玉砕してきてくれればそれで良し!(笑)」と、オーナー流のエールを送っていた。
あとは任せたから思い切って乗って欲しい……! そんな想いが滲み出た池谷オーナーの言葉を受け、好調・横山典騎手はレースでどんな騎乗を見せてくれるのか、今から楽しみだ。