JRA「超豪華G1」に馬主から悲鳴!? 安田記念(G1)アーモンドアイら「G1馬10頭」集結も、回避馬続々……
「超豪華メンバーはファンやメディアにとっては結構なことですが、そんなハイレベルなレースに所有馬を出走させる馬主にとっては悲惨ですよ。実際に、今週の安田記念に有力馬を送り込む馬主からも『本当は他のレースに出たかった』という声も聞かれますからね。
掲示板(5着以内)にさえ載れば1つ着順が上がるだけで何百万、何千万違ってくるのがG1。逆に超有力馬が1頭出てくるだけで、大きな損失につながる可能性が高まる側面もあるということです」(別の記者)
実際に登録馬こそ17頭だったが、そこからストーミーシー、タワーオブロンドン、ロードクエストといったところが続々と回避予定……。回避の理由は様々ながら、安田記念に限らず“皮算用”が計算違いになっている陣営も少なくないという。
現状、出走予定馬14頭中10頭がG1馬という、超ハイレベルが予想される今年の安田記念。ファンにとっては見応え十分な「まさにG1」というレースを堪能できるに違いないが、その背景には“覚悟”を決めた馬主たちの英断や献身があることを忘れてはならない。