JRAユニコーンS(G3)「海外勝ち」フルフラットは日本でその強さを発揮することができるか!?
「フルフラットは、13頭立て7番人気でレースを迎えました。
ゲートが開きスタートすると、出足良く外目を走り、先団3、4番手あたりに付けます。楽な手応えで3コーナーから番手に位置を上げて、4コーナー手前で早くも先頭に立ちました。
直線は余裕を持って武騎手が合図を出し、ムチ数発を入れると、そのまま振り切ってゴール。まさに完勝というレースでしたね。
ゴール後に、珍しく武騎手が人差し指を前方に突き出すポーズを何回もやってみせ、喜びを爆発させていたのが印象的でした」(同)
サウジアラビア初の日本馬優勝を見せたフルフラットだが、まだ国内のレースでは強い印象を残しておらず、重賞獲得にも至っていない。海外レース勝ちという称号を手に入れたこの馬にとって、ユニコーンSはまさに試金石といえるだろう。
果たして、このユニコーンSでフルフラットがどんなレースを見せてくれるのか、非常に楽しみだ。