JRA宝塚記念(G1)「何故」武豊キセキは復活したのか? 安藤勝己氏が語った「ユタカ・マジック」の真相とは
「陣営の努力や武豊騎手の手腕も然ることながら、アンカツさん(安藤勝己氏)がTwitterで『道悪って馬が用心して走るで案外折り合うの』と語っている通り、下が滑るような馬場になると馬はバランスを崩さずに走ることに集中するもの。結果的に普段、引っ掛かり癖のある馬が落ち着いて走れることがあるそうです」(同)
「勝ちパターンの競馬はできたと思います。久々にこの馬らしい競馬だったし、距離もこのぐらいの方が合うね」
レース後、そう手応えを語った武豊騎手。とはいえキセキにとっては、これが昨年の宝塚記念に続く、4度目のG1・2着だ。すでに菊花賞(G1)を勝っているとはいえ、秋には久々の大輪を咲かせるシーンを待ちたい。