「大魔神」佐々木主浩氏が「神ってる」C.ルメール騎手の前人未到の大記録をシャットアウト!?
この日のルメール騎手はまさに”神ってる”状態。だが、佐々木氏もこの秋はシュヴァルグランの妹ヴィブロスで秋華賞(G1)をゲットするなど絶好調。
2002年に武豊騎手が達成して以来、14年間更新されていない前人未到の大記録が懸かっていただけに注目が集まったアルゼンチン共和国杯だったが、ゴール前の混戦から抜け出したのは佐々木氏が所有するシュヴァルグランだった。
ルメール騎手の新記録達成の”要所”を締め「最強ストッパー」ぶりを発揮した佐々木氏。
フランス競馬を代表する名騎手も、日米で伝説的なクローザーとなっている大魔神の前には”沈黙”させられてしまったようだ。
「実はその時のルメール騎手には、騎乗機会連続連対の記録更新も懸かっていました。すでに10連続で新記録は達成していたのですが、アルゼンチン共和国杯で4着とその記録もストップ。ただ、佐々木氏の所有馬が1着・3着していたため、もしも佐々木氏の所有馬が不在であれば、ルメール騎手の記録は”繰り上がり2着”で継続だったわけです。そういったところも、さすが世界のクローザーといったところでしょうか」(競馬記者)