JRA武豊エアスピネルは内枠が「割引」!? エルムS(G3)昨年10番人気“激走”の再現なるか!? 「マル秘穴馬」情報から、小点数で高配当を狙う!
「▲」はタイムフライヤー(牡5歳、栗東・松田国英厩舎)だ。
前走、マリーンS(OP)でホープフルS(G1)以来の復活勝利。2着に3馬身半差をつける内容は圧巻だった。ダートに活路を見出したG1馬は侮れない。
「馬体がしっかりしてきた効果か、前走はいい勝ちっぷりでしたね。『中間はしっかり負荷をかけられて、最終追い切りもいい走りだった』と、陣営からは自信が感じられます。最後のしっかりと伸びる末脚は、このメンバーでも強力な武器ですよ」(競馬記者)
初ダートで挑んだ昨年は6着に敗れたが、今の状態を考えれば度外視できる。来年で定年を迎える松田調教師に、初の札幌重賞制覇をプレゼントすることはできるだろうか。
「△」はアナザートゥルース(セン6歳、美浦・高木登厩舎)だ。
重賞に9度出走し、掲示板を外したのはわずか1回。安定した走りに加えて、交流重賞で好走歴があることから、小回りコースへの対応も問題ないはずだ。
「叩き良化型ですが、今回は休み明けでの出走です。陣営はそれを踏まえた上で調整してきているので、力の出せる態勢にありそうです。前走で58キロは経験済みですし、時計が速くなっても対応はできるはずですよ」(競馬記者)
唯一不安となるのが、近走は2000m前後の距離をメインに使われていること。距離短縮の影響が悪い方に出る恐れがあるため、4番手評価とする。