JRA札幌のルメールには逆らうだけ無駄!? 大きな異変が起きたのは種牡馬の勢力図……馬券攻略のヒントになるか

ハーツクライ   【6- 7- 3-21/37】勝率16.2%、連対率35.1%、複勝率43.2%
サウスヴィグラス 【4- 2- 3- 5/14】勝率28.6%、連対率42.9%、複勝率64.3%
エピファネイア  【4- 1- 0-11/16】勝率25.0%、連対率31.3%、複勝率31.3%
キズナ      【4- 0- 3-22/29】勝率13.8%、連対率13.8%、複勝率24.1%
ディープインパクト【2- 4- 4-23/33】勝率6.1%、連対率18.2%、複勝率30.3%
ロードカナロア  【2- 2- 4-27/35】勝率5.7%、連対率11.4%、複勝率22.9%

 1位のハーツクライは芝3勝、ダート3勝の計6勝とバランスよく好成績を残した。これまでは芝での好走が目立っていたが、最近はダートでも活躍馬が増えて来たのは注目したい。サウスヴィグラスはダートのみで4勝と完全にダート短距離に特化している。

 エピファネイア、キズナは札幌でもライバルとしてしのぎを削る関係だが、全体的な質ではエピファネイアが上回った。

 意外だったのはディープインパクトとロードカナロアの不振だ。2頭とも出走頭数はトップクラスながら勝率は二桁台に届かなかった。上位人気に支持された産駒が多数いた割には、大きく人気を裏切る結果となってしまった。

 ここまで振り返ってみて、2回札幌も引き続きルメール騎手の独壇場となりそうな気配が濃厚だ。武豊騎手は小倉を主戦場とすることが多く、今年も参戦を表明している。おそらくルメールVSその他の構図はこのまま継続するだろう。

 今後に活かせそうなのは騎手よりも種牡馬成績か。どういうわけか今年の札幌はディープインパクト、ロードカナロアの調子が上がって来ていない。

 人気になりやすい2頭の産駒を軽視することにより、思わぬ高配当の馬券にありつけるかもしれない。

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