JRAグランアレグリア「復縁」ルメールとスプリンターズS(G1)へ! 「じゃない方」タワーオブロンドンの鞍上候補にまさかのアノ人も?
安田記念(G1)で優勝を果たし、アーモンドアイの8冠達成を阻止したグランアレグリア(牝4、美浦・藤沢和雄厩舎)。今秋はスプリンターズS(G1)から始動と伝えられていたが、2日、『スポーツ報知』がその鞍上をC.ルメール騎手が務めると報じている。
グランアレグリアは今春、ルメール騎手が“アーモンドアイ第一主義”を掲げたこともあり、代打として池添謙一騎手が騎乗。高松宮記念(G1)を2着、安田記念では”ルメール×アーモンドアイ”のコンビを下して優勝した。
池添騎手も「有力馬が後ろにいると感じていましたが、自信を持って動かして行き、そこからしっかり反応して、直線抜け出してからもしっかり踏ん張ってくれました」と、最高の結果を残せたレースを振り返った。
そして、「今日G1を勝つことができて僕の仕事はしっかりできたと思います」と胸を張り、「チャンスがあるなら、この馬にずっと乗っていたいと思います」と今後の継続騎乗を希望していた。
しかし、池添騎手の願いは届くことはなく、グランアレグリアの手綱は”再び”ルメール騎手へ戻ることになった。
その結果、俄然注目を集めるのがスプリンターズSに出走予定であるタワーオブロンドンの鞍上の行方である。
「タワーオブロンドンもルメール騎手のお手馬の1頭です。今秋はセントウルS(G2)からスプリンターズSへ向かうと発表されていましたが、陣営はスプリンターズSへの直行を表明しました。また帰厩する時期も未定とのことですし、調整の遅れが出ているのかもしれません。出走してくれば昨年の王者ですし、有力視されることは間違いないでしょう。
鞍上は昨年同様のパターンで、タワーオブロンドンに騎乗するプランがあった浜中俊騎手も候補になると思います。結局、去年はグランアレグリアが回避し、ルメール騎手がタワーオブロンドンに騎乗したため、コンビ結成はナシになりましたが、浜中騎手はその年の日本ダービーを制していいましたし、楽しみなコンビとして期待されていました。
さらに池添騎手も候補でしょう。今年のグランアレグリア、昨年のインディチャンプでのマイルチャンピオンS(G1)など“代打”で多くの実績を挙げています。またしても春のようにルメール騎手のG1制覇を、“お手馬”で阻止することもあるかもしれないです」(競馬誌ライター)
もしかしたら武豊騎手も鞍上候補として名を連ねている可能性もあるかもしれない。