JRA武豊が春に指摘「デゼルの幼さ」は解消したか!? 大器フアナはC.ルメールで秋華賞権利獲りへ【ローズS(G2)展望】

 桜花賞4着のクラヴァシュドール(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)は、オークス15着から巻き返しを図る。勝ち鞍は新馬戦のみという1勝馬の身だが、安定感が持ち味。大敗したオークスは明らかに距離が長かった。4戦連続で手綱を取るM.デムーロ騎手は、1週前追い切りに騎乗。今年から美浦を拠点としている同騎手が栗東で調教をつけたのは本気度の表れだろう。

 他には、オークスはスタートで躓き不完全燃焼に終わったリリーピュアハート(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎)。骨折明けにもかかわらず1週前追い切りで好時計をマークしたアブレイズ(牝3歳、栗東・池江泰寿厩舎)。昨年の新潟2歳S(G3)覇者ウーマンズハート(牝3歳、栗東・西浦勝一厩舎)などが出走を予定している。

 秋華賞に直行を表明している無敗の2冠馬デアリングタクトへ、挑戦状を叩きつけるのは一体どの馬か。ラスト1冠に向けた重要な一戦、ローズSは、20日(日)の15時35分に発走予定だ。

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