JRAフィリオアレグロは余裕の消し! セントライト記念(G2)「マル秘情報」で「激走気配」漂う上がり馬が明らかに! ダービー組の意外な対抗馬とは
21日、中山競馬場でセントライト記念(G2)が開催される。3着以内に菊花賞(G1)の優先出走権が与えられるトライアルレースに、春の実績馬と夏の上がり馬が集結した。
過去10年の3連単平均配当は97,698円で荒れるレースに思われるが、4桁配当が3回出ており、堅い年もあることを忘れてはならない。また、前走が日本ダービーだった馬が7勝しており、クラシック組が有利な傾向にあることも覚えておきたい。
先週の紫苑S(G3)は現場情報を無視する予想で、2着、4着、6着、9着、12着という散々な結果に終わった。今回は「強力現場情報」をもとにセントライト記念をハナビ杉崎が攻略する。
まず「◎」はガロアクリーク(牡3歳、美浦・上原博之厩舎)だ。
スプリングS(G2)勝ち馬で、皐月賞(G1)3着、日本ダービー6着の実績はメンバー最上位。キンシャサノキセキ産駒ということで、距離不安の声が囁かれたが、皐月賞やダービーで好走していることから、気にする必要はないだろう。
「1週前からしっかりと乗り込んで、最終追い切りは1番時計でした。きっちりと力の出せる態勢に仕上がってそうです。前走のダービーは川田将雅騎手がテン乗りで手探りだったはずですが、小差の6着に健闘しています。実力は間違いなくある1頭です」(競馬記者)
鞍上の川田騎手とはコンビ2戦目。リアアメリアでローズS(G2)を制した鞍上の2日連続重賞制覇に期待したい。
次に「〇」はバビット(牡3歳、栗東・浜田多実厩舎)だ。
前走のラジオNIKKEI賞(G3)は5馬身差の圧勝。現在、3連勝中と勢いもあり、連対率100%の安定感も信頼できる。
「行きっぷりのいいタイプ。難しい性格をしていますが、気分良く運んだ際はかなりしぶといです。メンバーを見渡す限り、今回もハナになりそうですね。春に悩まされていたソエはすっかり治まったので、今まで以上のパフォーマンスを見せられるかもしれません」(厩舎関係者)
メンバー的に楽にハナを切れそうなのもプラス。開催2週目の馬場は前残りの可能性が高く、馬場と展開は最もこの馬に向くのではないだろうか。