福永祐一騎手がネット上で横山典弘騎手の「ポツン」に理解?武豊騎手にはない現代版「競馬界の顔役」の姿とは


 福永騎手もこのレースに関して「あの騎乗は勇気と覚悟が必要で、誰にでもできることではない」と横山典騎手の騎乗を絶賛し「ノリさんだからこその3着」と最大級の賛辞を送っている。

 このコラムに関しては”内容”が内容なだけにとても興味深いもので、競馬ファンからも大きな反響あるようだ。

「一騎手が同業者の騎乗に、ここまで深く切り込むことは本当に珍しいと思います。これまで多くの実績を積み、騎乗に対して深い見識のある福永騎手だからこそ言えるのと同時に、横山典騎手と福永騎手の間柄だからこそ、一般のファンにあれだけ深く語ることができたのだと思います。

 福永騎手は他にもコラム内で『強引なまくりでレースが壊れること』や『追うことをやめる騎手』など”きわどい内容”についても語っており、見応えのある話は有料コラムながら毎回ネット上で多くのファンの心を掴んでいるようです」(競馬記者)

 日本の競馬界は、長く武豊騎手に替わるような「競馬界の顔役」がいないといわれてきた。

 その中でも武豊騎手の父邦彦騎手としのぎを削り、「天才」と称された福永洋一騎手の息子である祐一騎手には特に大きな期待が掛けられ、武豊騎手の”後釜”が現れないのは「福永騎手がしっかりしないからだ」という批判は常にあった。

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