天皇賞2着リアルスティールにR.ムーア騎手騎乗! もはや「1番人気」の可能性も浮上するのは、昨年の「神騎乗」のせい?

リアルスティール(競馬つらつらより)

 前走天皇賞・秋(G1)を2着、27日開催のジャパンカップ(G1)において上位人気が確実視されているリアルスティール(牡4 栗東・矢作厩舎)の鞍上が、英国の名手R.ムーア騎手に決定した。

 天皇賞ではM.デムーロ騎手が騎乗したリアルスティール。勝ち馬モーリスの圧巻の強さの影に隠れてはしまったものの、上がり最速33.5の強烈な末脚で2着に食い込んだ内容は、現役トップクラスであることを改めて証明するものだった。同世代最大の壁だったドゥラメンテは引退し、キタサンブラックが中長距離最強の玉座についているが、ジャパンカップで一気の逆転があってもおかしくはない。

 そんなリアルスティールにムーア騎手が騎乗となれば、豪華メンバーが予想される同レースでも通常以上の票を集めることは確実。リアルスティールを破ったモーリスに騎乗していたのがムーア騎手であり、まさに鬼に金棒と言える。

 上位人気が予想されるゴールドアクターやキタサンブラックが東京適性に疑問がある今、もはや「1番人気」までもあり得そうな状況だが、それも仕方のない話。ムーア騎手は昨年のジャパンカップでもその手腕を見せつけている。

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