JRA菊花賞(G1)コントレイル撃破はあの馬に託された!? 東西トレセン関係者「秘蔵ネタ」で「激走気配」漂う伏兵発覚?
短距離血統と言われるキンシャサノキセキ産駒ながらも、長距離戦に挑戦するガロアクリーク(牡3、美浦・上原博之厩舎)。
皐月賞で3着、日本ダービーも6着に入るなどキンシャサノキセキ産駒の新たな可能性を提示したガロアクリーク。セントライト記念(G2)も3着に入り、期待感は高まりつつある。
「休み明けということもあり前走は迫力を感じませんでしたね。ただ、そんな状態にもかかわらず、馬券圏内に入ったのは能力がある証拠だと思います。
上原師も『叩いたことで良化しました。じっくり構えて最後の爆発力につなげてほしいですね』と話してくれました」(美浦関係者B)
父キンシャサノキセキにG1初勝利をプレゼントするのは意外にも長距離?
今回穴人気を集めそうなのが、ブラックホール(牡3、美浦・相沢郁厩舎)。
札幌2歳S(G3)勝利後はパッとしない走りが続く。前走の札幌記念(G2)も4番人気に支持されるも9着と惨敗。菊花賞ではこれまで一貫して手綱を握っていた石川裕紀人騎手から藤岡佑介騎手へスイッチするが、これがどう影響するのだろうか。
「前走後は短期放牧に出されたみたいですね。帰厩後はじっくりと乗り込んだようで、スタッフも『いい仕上がりで臨めると思います』と話してくれました。
また相沢師は『今回は腹をくくって後方で脚をためて直線勝負に徹したい。この馬の末脚が生きる展開になってほしい』と語っていました」(美浦関係者C)
展開はブラックホールに向くだろうか?
コントレイルが3冠馬に輝くのか。またライバルがそれを阻むのか。クラシック最終戦は25日(日)15時40分発走だ。