JRA藤田菜七子×コパノキッキング悲願の交流G1初制覇なるか!? 武豊×マテラスカイ、芝スプリントG1覇者モズスーパーフレアも巻き返しに虎視眈々!【JBCスプリント(G1)展望】

 芝スプリントG1覇者モズスーパーフレア(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)がダートスプリントとの“二刀流”を目指す。

 9番人気ながら、今年の高松宮記念(G1)で逃げ切り勝利を収めたモズスーパーフレア。だが、その後が続かず、北九州記念(G3)を2着で終えると、2番人気に支持されたスプリンターズS(G1)では逃げるも早々に手応えを失い10着と大敗を喫した。

 今回がダート初挑戦となるが、父馬スパイツタウンはマテラスカイ、フルフラットなどダートの有力馬も輩出している。血統的には問題はないだろう。最終追い切りは馬なりで栗東の坂路を4F49秒6、ラスト12秒2とさすがの動きを見せた。

 ダート路線で飛躍を果たすことはできるか。鞍上は松若風馬騎手が予定されている。

マテラスカイ 競馬つらつらより

 巻き返しが期待されるマテラスカイ(牡6、栗東・森秀行厩舎)は、武豊騎手と挑戦する。

 勝ち切れない競馬を続けていたが、2走前のクラスターC(G3)を勝利。これまでの「逃げ」の競馬ではなく、前にライバルを置いた形で進み、最後は抜け出して優勝したこともあり、戦略にも幅が出たと称賛する声が相次いだ。

 しかし、前走の東京盃は武豊騎手が凱旋門(仏G1)参戦を選択したため、C.ルメール騎手で挑戦するも、11着とまさかの大敗。ほぼ最後方から競馬をするなど、見せ場なく2番人気を大きく裏切る結果に終わっている。

 今回は主戦の武豊騎手が騎乗予定。前走からの一変も十分に考えられる。そろそろ大輪の花を咲かせてほしい。

 この他にも昨年の高松宮記念勝者ミスターメロディ、昨年のJBCスプリント3着トロヴァオ、東京スプリント2着サブノジュニア、頭角を現しつつあるキャンドルグラスなどが出走予定。上位を狙う。

 今年のダートスプリント王の行方やいかに!? 出走は3日17時10分発走だ。

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