JRA C.ルメール「ジャパンCダートに行かないの?」武蔵野S(G3)なぞる軌跡は「栄光の架橋」!? 時を超えたベルシャザール2世がチャンピオンズC(G1)奪取へ始動

『競馬ラボ』に掲載されたルメール騎手と元JRAジョッキー安藤勝己氏の対談では、ルメール騎手が武蔵野Sでの勝利騎手インタビューの時について語っている。

「フェブラリーS(G1)も勝てると思いますと言って、最後に『どうしてジャパンCダートに行かないの?』と言ってしまったんですよ」

 ルメール騎手はエージェントと相談し、使うなら乗れることを早めに伝えておいたと語っている。

 これによりジャパンCダートへ出走が決まったベルシャザール。レースでは最後の直線で先に抜け出したホッコータルマエを残り100mで捉えると、ワンダーアキュートの追撃を振り切って勝利した。

 3番人気ながら悲願のG1勝利。ルメール騎手が喜びを爆発させ、何度もガッツポーズしたのは記憶に新しいところだ。

 今年の武蔵野Sに、ルメール騎手で出走を予定しているタイムフライヤー。今はチャンピオンズC(G1)と改称されたジャパンCダートだが、ここまでの生い立ちはベルシャザールと非常によく似ているといえるだろう。

 タイムフライヤーの馬名意味は「時を超える者」。

 ベルシャザールの武蔵野Sから7年が経ったいま、その軌跡がチャンピオンズCへの「栄光の架橋」となるかもしれない。

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