JRA「でも、フェアなコースです」C.ルメール2週連続「大外枠」にガックリ!? エリザベス女王杯(G1)「絶望」ラッキーライラック頼みの綱は名手の秘策か
さらに、共同会見でルメール騎手は阪神コースについて「3、4コーナーのカーブは長いですから大外を回ることになったらキツいと思います」とコメント。続けて、「でも、フェアなコースです」と話しているが、大外を回すロスを避けたいのが本音だろう。
「やはりラッキーライラックにとって理想のレース運びは、昨年のエリザベス女王杯や大阪杯のように前に馬を置いてインコース追走に思えます。そのため、大外枠はマイナス要素ですね。
前走の札幌記念(G2)は早めの抜け出しで、差し馬の目標にされてしまい3着に敗れました。4コーナーで大外を回さないように早めの仕掛けをすれば、前走の二の舞となる危険性があります。ルメール騎手がどのような騎乗を見せるか見物ですね」(競馬記者)
先週のアルゼンチン共和国杯(G2)でルメール騎手は2番人気オーソリティを18番枠から優勝に導いたばかり。単独3番手の位置を積極的に取りにいった好騎乗があってこその結果である。これには元ジョッキーの安藤勝己氏もTwitterで「やっぱりルメール。大外枠から位置取って、終始馬場のいい所を選んどるもん」と称賛した。
果たして、今週のルメール騎手は大外枠からどのような騎乗を見せるだろうか。