JRA3歳実力上位サリオス&昨年王者インディチャンプが虎視眈々!?【極選!内部協力者情報】で有力馬を丸裸に!!
今年からG2に昇格した富士Sで重賞初制覇を達成したヴァンドギャルド(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)は、マイルCSで大輪の花を咲かせることができるか。
春は重賞で苦戦続きだったものの、秋初戦の富士Sでは外に出されると、上がり最速となる34秒6の末脚を発揮して見事に勝利。大舞台に歩を進めた。
「前走は展開や状態の良さなど、すべてが噛み合った感じがありましたね。変わらず調子は良さそうなのでここでも期待したいところですが、スタッフは『今回騎乗する戸崎圭太騎手はテン乗り。1週前追い切りにも乗るなどしっかりやってくれているけど、それがネックになりそう』と明かしてくれました。
スタッフ曰く、ヴァンドギャルドは見た目以上に癖があるようで、『レース前はうるさいし、ゲートや折り合いがいつも課題。M.デムーロ騎手やC.ルメール騎手でも苦戦していたよ。だから相手関係よりもそっちのほうが心配』とテン乗りでの挑戦を不安視していました」(栗東関係者B)
すべては戸崎騎手の手綱さばきに委ねられた!?
3歳マイル王ラウダシオン(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)は、武豊騎手を背に勝利を狙う。
秋は富士Sから始動。中団から脚を伸ばした勝ち馬ヴァンドギャルドには交わされてしまったものの2着と好走。休み明けの3歳馬であることを考えると上々のスタートを切った。
「前走は初めての古馬相手でも、正攻法の競馬で頑張っていましたね。ひと夏を超えて、馬体も成長して筋肉量が増えたように思います。
ただ、勝ち馬には完敗。そのうえさらに相手が強くなるため、『今回は厳しそう。実際、同舞台の朝日杯FSではサリオスにかなり離されたので』とスタッフは弱気。デキの良さは問題ないとのことですが、『それだけどこまで差を詰められるか。自身の力は出せると思いますが……』と不安気な表情を浮かべていました」(競馬記者)
さすがに分が悪いか。
今年はどの馬がトップでゴール板を駆け抜けるのか。阪神競馬場で開催されるマイルCSは、22日(日)15時40分発走だ。