JRA M.デムーロは「何故」大舞台で勝てなくなったのか。安藤勝己氏が指摘した「無難さ」と「神」が降りた重賞9週間連続3着以内
「まだ4歳ですから、とても楽しみです。どうもありがとうございます!」
22日、阪神競馬場で開催されたマイルCS(G1)は、グランアレグリア(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が単勝1.6倍という圧倒的な人気に応えて勝利。安田記念、スプリンターズSに続くG1・3連勝を飾った。
今週もまたC.ルメール騎手だった。この秋は1番人気がG1で負けなしの6連勝中であることが話題になっているが、無敗の三冠を成し遂げたデアリングタクトの松山弘平騎手、コントレイルの福永祐一騎手を除けば、すべてルメール騎手による勝利だ。
ルメール騎手はこれで今年G1・7勝を含む、重賞16勝目。自身が持つ年間G1・8勝(JRA開催のみ)に迫る勢いであり、ジャパンC(G1)のアーモンドアイなど、今後の騎乗馬を考慮すれば記録更新も十分に可能だろう。
一方、得意であるはずの大舞台で、またも煮え湯を飲まされたのが2番人気のサリオスに騎乗し、5着に敗れたM.デムーロ騎手だ。
「グランアレグリアだけじゃないよ」