JRAジャパンC(G1)「三つ巴」ムードの下馬評に異変!? 早くもアーモンドアイ”一強”ムード…… ”不穏な噂”が付きまとうあの馬に「三強脱落」の危機
その一方、気になるのはコントレイル陣営が、実際に万全な状態ではなかったことを暗に認めていることだ。前走の菊花賞(G1)は適距離ではない3000mの距離でアリストテレスと激闘を繰り広げたばかり。
淀の長距離戦は3歳馬にとってダメージが大きく、陣営が強調している万全な体調に戻っているかどうかはわからない。
対するアーモンドアイは前走の天皇賞・秋(G1)から中3週と間隔は詰まるが、まだ2戦目と余力がある上に、最も得意とする東京競馬場。デアリングタクトも前走の秋華賞(G1)を直行で制しており、中5週と余裕のあるローテーションで臨めるというアドバンテージがある。
さらに、過去10年のジャパンCで、前走が菊花賞だった馬はブエナビスタの降着により、繰り上がり優勝となったローズキングダム1頭のみ。データ的に劣勢なこともコントレイルに対し、ファンが危うさを感じた理由となっているのかもしれない。