JRAジャスタウェイ社台SS“卒業”の「原因」がついに復帰。川田将雅「何事もなく次走を迎えられたら……」単勝1.4倍裏切りのリベンジへ

 3歳時に若駒S(L)、若葉S(L)と連勝し、皐月賞(G1)では4番人気ながら2着に好走したヴェロックス。その後も、日本ダービー(G1)で3着、神戸新聞杯(G2)で2着と善戦を続け、世代トップクラスの実力馬として名を轟かせた。

 そして、サートゥルナーリア、ダノンキングリーといったライバル不在の菊花賞(G1)では堂々1番人気の支持を集めるも、結果は3着。振り返ればこのレースから歯車が狂い始めたのかもしれない。

 次走の有馬記念(G1)は8着に敗れたものの、一線級の古馬相手ということを考えれば悲観する内容ではないだろう。だが、今年の始動戦・小倉大賞典(G3)は単勝オッズ1.4倍の圧倒的1番人気に支持されるも、まさかの9着に惨敗。

 レース後、川田将雅騎手は「具合も良さそうでしたが、あまりにも結果が出ませんでした。何事もなく次走を迎えられたらいいと思います」とコメントを残した。しかし、その後は脚部不安から長期休養に入った。

 もし、ヴェロックスが目覚ましい活躍をしていれば、ジャスタウェイの種牡馬価値は上がっていたかもしれない……。

 そんな期待に応えることができなかったヴェロックスが、ついにターフに戻ってくる。

 復帰レースとなるのは12月12日の中日新聞杯(G3)。久々のレースとなるが、ここで結果を残してジャスタウェイ産駒の意地を見せてほしいところだ。

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