JRAジャパンC(G1)あのお騒がせ馬の陣営から「前代未聞」の仰天プラン飛び出した!? 話題性では「正真正銘」断然人気に…… 3強対決は早くも波乱の予感
連闘でG1レースに挑んだことで有名なレースといえば、オールドファンにとっては懐かしいオグリキャップが出走した1989年のマイルCS(G1)とジャパンCだろう。
この年の前半を脚部不安により全休したオグリキャップは、9月のオールカマー(G2)で復帰戦を飾ると、毎日王冠(G2)で1着、秋の天皇賞(G1)でスーパークリークの2着に敗れたが、4戦目のマイルCSを優勝。このレースでバンブーメモリーとハナ差の激闘を演じたばかりだった。
だが、陣営は翌週のジャパンCにも参戦を表明。ホーリックスとの壮絶な叩き合いに敗れて2着となったものの、このときの勝ち時計2分22秒2は2005年のアルカセットに更新されるまで、東京・芝2400mのレコードとして燦然と輝いた。
暮れの有馬記念では5着と敗れはしたが、後期だけでG1レースを4戦するというタフさは、現在の競走馬とは一線を画する名馬だったといえよう。
さすがに、歴史的な名馬とヨシオを比べるのは可哀想だが、出走する全馬にチャンスがあるのも競馬だ。
話題のお騒がせ馬は下馬評を覆して、アッと驚く快走を見せてくれるだろうか。