JRAジャパンC(G1)コントレイル末脚不発は作戦ミス!? 福永祐一「力は発揮できた」が勝負して欲しかったという声も…… 敗因は力負けか距離なのか
福永騎手が差しを選択した背景には、フィエールマンに騎乗した秋の天皇賞(G1)の結果も無関係とはいえなさそうだ。このレースで後方から鋭い末脚を繰り出して女王をあわやのところまで追い詰めていただけに、このときのいいイメージが残っていたなら分かる話でもある。
だが、アーモンドアイはルメール騎手がまだ80%と控えめだった天皇賞以上にいい状態でジャパンCを迎えたなら、ここに誤算が生まれた可能性がある。
コントレイルは以前から陣営が「ベストは2000m」と強調しているように、おそらく今後は適距離を中心に使われるだろう。
最後の伸びを欠いた理由が400m長かったということならば、最強女王がいなくなったからには、天下取りもそう遠くないのかもしれない。