武豊が藤田伸二氏or三浦皇成に批判発言!? レジェンドの「矜持」と「優しさ」感じるNHK番組に騒然

Sports Graphic Number 888号(文藝春秋)

 6日に放送された『武井壮の鉄人列伝』(NHK)に武豊騎手が登場。アスリートでもあるタレントの武井が、競馬界で数々の大記録を打ちたてた武豊に迫るという、競馬ファンなら見逃し禁止の番組内容だったのだが……。

 番組では、武騎手を理解するべく武井が乗馬に挑戦。武騎手からは馬を思いやるという意味での「人馬二体」という名言も飛び出し、鞍やあぶみ、姿勢もふくめ、馬にいかに負担をかけずレースに臨んでいるのかを力説。武騎手のこれまでの名場面なども振り返り、最後の対談ではトップ騎手としてのプライドものぞかせるなど、ファンにとっても十分満足いく内容となっていた。

 ただ、最後に行われた対談における武騎手の発言に対し、競馬ファンが騒然となった。

 対談では、武騎手が珠玉の名言が。勝利の要素は「馬70%・人20%・運10%」。トゥザヴィクトリーのエリザベス女王杯での騎乗秘話、さらに「(自分のやりたいレースをやるために)プレッシャーにしばられない」「一番悔しいのは無難に乗って負けた時」など、次々と競馬界を代表する男の矜持が垣間見れる発言を連発。空前絶後の記録を残してきた男だからこそ発せられる言葉の数々にあふれていた。

 そんな中、番組では「いい馬に乗ることも勝利においては重要なのでは」と疑問を提示し、武井が武騎手に質問を投げかけた。

 すると武騎手は「よくたくさん勝つと『いい馬に乗ってる』とはよく言われる」と認めた上で「それは違うと思う」とはっきり発言。「いい馬に乗る環境を作るのがジョッキーだ」と、レースそのものだけでなくレース前からスタッフやオーナーと関係を作り、期待に応え続けることの重要性を説いた。

 その上で、武騎手が放った一言がファンをざわつかせたのである。

「『同じ馬に乗ったら負けない』とかは、僕は騎手として言っちゃいけないことだと思います」

 この発言にネットは「三浦皇成か」「いやいや藤田伸二じゃないか」と、2人の騎手、元騎手の名前が出て大騒ぎに。いきなりなぜ、これほど騒がれることに……。

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