JRA有馬記念(G1)「ドタバタな感じがない」あの大物に復活の気配!? フィエールマン、クロノジェネシス、オーソリティら決戦へ虎視眈々
始動戦となったアルゼンチン共和杯(G2)で古馬を一蹴したオーソリティ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)の2週前追い切りは美浦ウッドで6ハロン82.5秒、ラスト12.3秒。春の骨折さえなければクラシックを賑わしていた存在だけに、その実力は折り紙つきだ。
一方のバビット(牡3歳、栗東・浜田多実厩舎)は栗東の坂路で4ハロン55.2秒、ラスト12.9秒。今年のペースのカギを握る存在になりそうだ。
前走の菊花賞(G1)は10着に敗れたが、500mの距離短縮は間違いなくプラス材料。昨年はサートゥルナーリアとワールドプレミアが2、3着するなど、3歳馬にも十分チャンスがあるレースだけに世代交代の期待が高まっている。
ファン投票上位馬が多数出走を表明するなど、今年も熱い戦いが期待できる有馬記念(G1)。27日の決戦に向け、各馬が虎視眈々と爪を研いでいる。