JRA朝日杯FS(G1)「買うべき」「消すべき」が人気馬で真っ二つ!? 先週の結果を武器に渾身予想。「前走一変」の穴馬も浮かび上がる「激アツ情報」とは
20日、阪神競馬場で朝日杯FS(G1)が開催される。昨年の勝ち馬サリオスは皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)で2着に健闘し、世代No.2牡馬として活躍した。
過去10年の3連単平均配当は8万4778円と波乱傾向にある。上位人気3頭で決着した3年前だけが2630円と低配当だったが、それ以外はすべて3万円超えと高配当が続いている。キャリアの浅い2歳戦ということで、力関係の見極めが難しいことが荒れる要因である。
今年の出走メンバーは3頭の無敗馬に加えて、デイリー杯2歳S(G2)、京王杯2歳S(G2)、新潟2歳S(G3)の勝ち馬がおり混戦模様だ。「強力現場情報」をもとに朝日杯FSをハナビ杉崎が攻略する。
先週の阪神JF(G1)は「◎」インフィナイトがまさかの14着。このリベンジを込めた渾身の予想で的中を狙う。
まず「◎」はステラヴェローチェ(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。
2戦2勝の無敗馬。不良馬場で行われたサウジアラビアRC(G3)は2着に3馬身差をつける圧勝だった。先週はソダシでG1を勝った厩舎の勢いに乗っかりたい。
「前走は強い勝ち方でしたね。横山典弘騎手も『綺麗なフットワークだし、決して道悪が得意という訳ではない。根本的な能力が抜けていたんじゃないかな』と絶賛していました。陣営も良馬場の方が向いていると話しています。
同じバゴ産駒のクロノジェネシスは馬場の渋った宝塚記念(G1)で圧勝したイメージが強いですが、良馬場の大阪杯(G1)、天皇賞・秋(G1)でも好走しているので、この馬も良馬場でも走りそうですよ」(競馬記者)
「問題は右回りに変わる点ぐらいですかね。初戦ではずっと外に張っていたので。ただ、その時よりも心身共に成長していますし、今なら大丈夫だと思います。ソダシで重賞を勝って厩舎は凄くいい雰囲気ですし、今週も続きたいです」(厩舎関係者)
阪神JFで4番人気のインフィナイトも「道悪巧者なのでは?」という疑念が囁かれていており、それが的中する形で14着に惨敗。ステラヴェローチェもデビューから一度も良馬場を走っていないという懸念材料がある。だが、問題ないと信じて本命に指名する。