JRA朝日杯FS(G1)穴の「3大要素」発動「◎」に根拠なき自信!? 本気と書いて「マジ」荒れるレースで「ハムの人」からの脱却へ……
因みに、今回のメンバーが対戦した未勝利戦は2レース。レッドベルオーブが勝利した未勝利は、そこから1.2秒遅れてグレナディアガーズ。やはり、こちらも能力的に足りない可能性が高そうだ。また、ホウオウアマゾンとスーパーホープが対戦した未勝利戦は、2頭の1、2着。デイリー杯2歳Sでも2着、3着と好走しているだけに、かなりレベルの高かった未勝利戦だと思っていいだろう。
次は1400m戦の京王杯2歳S(G2)。こちらはC.ルメール騎手騎乗のモントライゼが勝ったレースで、2着には追い込んだロードマックスが入線した。
今回もっと人気になると思っていたモントライゼだが、5番人気とそれほど人気がなさそう。とはいえ、もともとそれほど強く推すつもりもなかったので抑え程度。このレースは先行勢が厳しくなったレースと見ており、モントライゼの方が優勢。ロードマックスはバッサリと切ってしまいたい。
そのロードマックスだが、新潟2歳S(G3)ではショックアクションに1.2秒の差をつけられ大きく敗れている。やはりショックアクションは残しながら、ロードマックスを切るのが無難な選択だろう。
対戦組の考察は以上で終了。残ったのは以下の6頭だ。
レッドベルオーブ
ホウオウアマゾン
スーパーホープ
ステラヴェローチェ
モントライゼ
ショックアクション
ここまでで出てきたのが11頭で、未対戦組は5頭ということになる。
ドゥラモンド
ブルースピリット
テーオーダヴィンチ
バスラットレオン
ジュンブルースカイ
ドゥラモンドは、ルメール騎手からの乗り替わりが気になるところ。ルメール騎手騎乗のモントライゼ自体強くは推していないだけに抑えまでか。
ブルースピリットは、中内田充正厩舎の管理馬。恐らく第一優先が川田将雅騎手のグレナディアガーズであろうことと、戦ってきた相手関係から切ってしまいたい。
テーオーダヴィンチは、前走未勝利勝ち。そこまで悪くはないと思うが、阪神での時計的にはまだ厳しいと判断した。
「◎」は11番バスラットレオンだ。
バスラットレオンは、戦ってきた相手が優秀。札幌2歳S(G3)では、阪神JFの1、3着、ソダシ、ユーバーレーベンに次ぐ3着。ここまでのレースで見せた先行力からも、距離短縮はプラスと見る。ジュンブルースカイと迷う部分もあるが、先行力があるこちらを本命としたい。
これまでの経験から、穴の3大要素は「前」、「内」、「別路線」。穴というのは能力比較が難しいような、別路線から出るものなのだ。